イスタンブールカート:何に乗るにも、まずこれ

サビハ・ギョクチェン空港のビレットマティックで記名不要のイスタンブールカートを購入し、現金かカードでチャージ。1回の乗車は46.20トルコリラ。1枚を同行者全員で使い回せます。

データ確認日 · 6分で読めます

要点

  • イスタンブールの公共交通は、クレジットカードの非接触決済に対応していません。イスタンブールカートが必要です。
  • ビレットマティック(黄色と青の券売機)で記名不要のカードを買い、残高をチャージします。
  • 1回の乗車は2026年7月20日以降46.20トルコリラ。学生は22.55トルコリラです。
  • 1枚のカードを複数人で使えます。同じカードを人数分タップするだけです。
  • サビハ・ギョクチェン空港では、券売機はメトロの入口のそばにあり、現金もカードも使えます。
片道の正規運賃
46.20 TRY
学生運賃
22.55 TRY
適用開始
2026年7月20日
購入場所
ビレットマティック(券売機)
複数人での共用
できます
クレジットカードでの改札通過
ほとんどの路線で不可

なぜクレジットカードをかざすだけでは通れないのか

非接触のクレジットカードでどの改札も通れる都市から来ると、イスタンブールも同じだと思いがちです。ほとんどの路線ではそうではありません。メトロ、バス、トラム、フェリーはいずれもイスタンブールカートで動いています。一度買って、使いながらチャージしていく方式のカードです。

空港でまず片づけるべきはこれです。これがないとM4にもİETTのバスにも乗れず、気づけばタクシー乗り場に戻っていることになります。

サビハ・ギョクチェン空港での買い方

券売機はビレットマティック(Biletmatik)といい、黄色と青の独立した機械です。サビハ・ギョクチェン空港ではメトロの駅の入口、改札の手前にあり、英語表示に切り替えられます。

求めるのは記名不要(anonymous)のイスタンブールカートです。登録も身分証も要らずに誰でも買えるもので、旅行者にはこれが適しています。記名式は割引運賃を使う在住者向けで、短い旅行のために手続きをする価値はありません。

  • ビレットマティックの画面で英語表示を選びます。
  • 記名不要のイスタンブールカートを購入します。チャージ額とは別に、カード自体の代金が少額かかります。
  • そのまま残高をチャージします。券売機はトルコリラの現金に対応し、多くの機械ではクレジットカードも使えます。
  • カードは捨てずに持っていてください。滞在中ずっと、メトロ、バス、トラム、フェリーで使います。

1回あたりの運賃

片道の標準運賃は2026年7月20日に46.20トルコリラになりました。UKOME(イスタンブール交通調整委員会)が同じ決定で公共交通とタクシーの料金を10%引き上げたためです。学生運賃は22.55トルコリラです。

メトロでは距離によって運賃が変わりません。サビハ・ギョクチェン空港からカドゥキョイまでの33.5kmも、ひと駅も、タップ一回で同じ金額です。最初のタップから一定時間内の乗り換えは、二度目の正規運賃ではなく割引運賃になります。メトロとフェリーを乗り継いでヨーロッパ側へ渡る移動が手頃になるのは、この仕組みのおかげです。

運賃の種類金額
片道・正規46.20 TRY
片道・学生22.55 TRY
一定時間内の乗り継ぎ割引運賃(二度目の全額ではありません)
2026年7月20日からのイスタンブールカート運賃

1枚のカードを複数人で

記名不要のイスタンブールカートは個人に紐づいていないため、ご夫婦やご家族で1枚を共用できます。改札やバスの読み取り機で人数分タップすれば、その回数だけ運賃が引かれます。

3人で1週間の旅行なら、買うのは1枚、チャージするのも1枚、なくさないよう気をつけるのも1枚で済みます。例外は割引のある学生カードで、こちらは記名式の個人用です。

旅の途中でのチャージ

メトロとトラムの各駅にビレットマティックがあり、停留所の近くの小さな商店やキオスクでもチャージを扱っていることがよくあります。公式のイスタンブールカートのアプリでもチャージできますが、海外の決済手段よりトルコ国内のものを前提としています。

残高は改札で確認できます。タップしたときに読み取り機に表示されます。改札で残高切れになるのは旅行者にありがちな失敗で、たいてい後ろに列ができているときに起こります。

カードが使える範囲

  • メトロ各線。サビハ・ギョクチェン空港からのM4を含みます。
  • ボスポラス海峡の海底を通る鉄道、マルマライ。
  • İETTの市バス。車内で使える唯一の支払い方法です。
  • トラムとフニクラー(ケーブルカー)。
  • ボスポラス海峡と金角湾を渡る市営フェリー。
  • 空港連絡バスのハヴァバス。こちらは現金とクレジットカードも使えます。

サビハ・ギョクチェン空港でイスタンブールカートを手に入れる手順

  1. 1

    ビレットマティックを探す

    メトロの駅の入口、改札の手前にある黄色と青の券売機です。

  2. 2

    画面を英語に切り替える

    どの機械も最初の画面に言語の選択があります。

  3. 3

    記名不要のイスタンブールカートを買う

    登録も身分証も不要です。チャージ額とは別に、カード代が少額かかります。

  4. 4

    現金かカードでチャージする

    トルコリラの紙幣はどの機械でも使え、多くはクレジットカードにも対応しています。数回分をまとめて入れておきましょう。

  5. 5

    人数分タップする

    カードは個人に紐づいていないので、1枚で同行者全員分をまかなえます。人数分だけタップしてください。

よくあるご質問

イスタンブールでイスタンブールカートは必要ですか?

ほとんどの公共交通で必要です。メトロ、İETTのバス、トラム、フェリーはクレジットカードの非接触決済ではなくイスタンブールカートで動いており、İETTのバスにいたっては他の支払い方法が一切使えません。

サビハ・ギョクチェン空港のどこでイスタンブールカートを買えますか?

ビレットマティックという券売機で買えます。メトロの駅の入口、改札の手前にある黄色と青の独立した機械です。英語表示があり、現金と、多くの機械ではクレジットカードも使えます。

イスタンブールカートでの1回の運賃はいくらですか?

正規運賃が46.20トルコリラ、学生運賃が22.55トルコリラで、いずれも2026年7月20日からの金額です。メトロの運賃は距離によって変わらず、一定時間内の乗り継ぎは割引運賃になります。

イスタンブールカート1枚を2人で使えますか?

使えます。記名不要のイスタンブールカートは個人に紐づいていないので、同じカードを人数分タップできます。個人用なのは記名式の学生カードだけです。

イスタンブールの地下鉄でクレジットカードは使えますか?

基本的に使えません。ほとんどの路線でイスタンブールカートが必要です。券売機でカードを買ったりチャージしたりするのにクレジットカードは使えますが、改札を直接通ることはできません。

ハヴァバスでイスタンブールカートは使えますか?

使えます。空港連絡バスのハヴァバスはイスタンブールカートのほか現金とクレジットカードにも対応しています。ただし運賃は別建てで、公共交通の標準運賃よりはるかに高くなります。

数字の出典

イスタンブールの運賃と時刻表は頻繁に改定されます。このページの数字はすべて下記の出典まで辿れます。ご旅行前にご自身でもご確認いただき、古くなっている情報があればお知らせください。